ただいま。
とりあえずは、お疲れ。
7時~11時の4時間だけだったが立ちっぱだったんでそれなりには疲れた。
最初は全部のメニューを一折教えられるのかなと思っていたが……甘かった。習うより慣れろ的な感じでキッチンに放り込まれ先輩が注文受けたメニューから軽く説明していく程度。
多分悪気はないみたいなんで言うのはあれなんだが、この先輩の教え方が大雑把過ぎてよくわからん。
まぁ……仕方ないわな。
1回教えたのは説明しないみたいなんで必死に頭に叩き込む。
でもこれって案外簡単なんだな。やることは。
ただ機械から出てくる注文の紙を確認して、揚げて、盛り付けして、出す。この繰り返し。フライヤーだから基本揚げるだけ。
揚げる作業も自分で頃合を見なきゃいけないと思ってたのにそんな面倒なことはなくて、コンベアで勝手に流れてくるんでそれを揚がった順から取り出すだけだし……。
冷静に振り返ってみれば簡単でした。ただ気は張ってたんでその分疲れただけか。
ポーションとかいう材料の小分け作業も比較的楽だった。グラム数を量ってビニールに詰めるだけ。
店長:
主君、とりあえず今日のノルマはこの二つのポーションだからよろしくね。
主:
あ、はい。わかりました。
フフフ……。
ノルマっていいよね。ノルマって。あとは放置するから残り自分で頑張ってやって、みたいな感じが。
自分専用の仕事が与えられてる感があるじゃないですか。そうすると黙々とマイワールドに入り込みながら作業できるわけですよ。
そんな時に声掛けられると凄いびっくりするけど。
え?あ、はい。みたいな。とりあえず聞き返す。
まぁそんなこんなで初居酒屋バイトが始まったわけだ。
店長が良い人でよかった。なんかどこのバイトも店長うざい、みたいなのあるじゃない。そんなんじゃなくてよかったわ。
頑張っていきまっしょい……!(あれ古い?
一度目は發、白が刻子になってて中をツモって対子……役満出せるかもとwktkしながら西捨てたら下家がロン。
お前……。西待ちってお前……。
でもこの人の打ち方はかなり麻雀やり込んでる人のっぽかったから狙ってたんだろう。悔しかった。
役満てんぱってたのになぁとか思いつつ次の対戦の東一局。またもや手牌が發×2,白×2,中×1。
これはもう俺に小三元(願わくば大三元)を出せって誰かが言ってんだなと思った。
發と白は即ポン。いいよ中は俺がツモるからとか思ってたら本当にツモってびっくり。やっほう。
でも流石にこの状況で中捨てる素人はいなかったみたいで、皆警戒しまくり。そりゃそうだよな。俺だって絶対捨てない。
ここまできたら高得点狙いたかったのでこっそり染めてロン上がり。小三元、混一字、役牌×2でハネ満12,000。
気分良かった、今日の麻雀は。
直撃しちゃった人はその後南場突入前に飛ばされちゃって終了。可哀相な気もしたがまぁ仕方ない。
END