だれた日と電話

だらだら。



そんな言葉が最高に似合う一日だったと思う。
朝、夢うつつの状態だったが電話がきた。ぼんやりと携帯の画面を確認する。











（………。五郎か。）





大阪居た時も電話してきたよな、こいつ……。さては暇なのか？
眠かったしスルーしようと思ったがなんとなく可哀相な気がしたので出てみた。ちなみに年上である。















主：
……もしもし？

五郎：
うわ、テンション低っ

主：
今起きたばっかだし……。で？どうした？

五郎：
え？いやぁ～、ちょっとね。ふふふ。

主：
………？なんだよ？


















五郎：
麻雀しようか！

主：
……はぁ？

五郎：
麻雀しようか！（二度目

主：
……どこでだよ。池袋の雀荘？

五郎：
いや面子足りないから普通にハンゲで。

主：
ああ。今から？

五郎：
忙しいなら今じゃなくてもいいけど。

主：
いや起きたばっかだから飯食ったり色々したいっつーね……。

五郎：
わかったわかった。じゃまたあとで～。






ガチャッ　ツー　ツー　ツー
















んでこの後一折することは済ませたんだけど終わった頃にはすっかり忘れてて、普通に掃除とかしてた。あれちょっと酷い？
まぁ…メッセのアド教えられたし暇な時は呼ばれるだろ……。




あとはバイト先に電話……。
つくづく思うんだけどこういう時本当にうまく言葉発せない人間だよ、俺って。
無駄に噛むわ滑舌悪くなるわ謙譲語と敬語間違えるわでもう最悪。
既に不採用フラグが……。



地元での応募先候補がとうとうひとつになってしまった。
これにも落ちたらもう本気で池袋とかにしなきゃいけない。なんてこった。
いやね…バイトは地元に限るよ？経験浅い俺が言うのもなんだけどさ。







何気なく週末、か。そろそろ勉強しとかないと全部抜けちゃうな。


END