円周率の日でもないのに円周率。
さて。
専門で聞いてきた無駄知識をここで提供してみる。
・IPアドレスの不足
近年世界中で爆発的に普及したインターネット。
その影響で今IPアドレスが不足してるのだそうだ。
IPアドレスというのはパソコンをネット接続するのに必要なアドレスで、データ上では8ビット×4の2進数で表記される。
例)IPアドレスが192.168.2.1の場合
192.168.2.1(10進数)
↓
11000000.10101000.00000010.00000001(2進数)
実際自分のパソコンのIPアドレスが見たい人はコマンドプロントでもやってみてくれ。
今のIPアドレスがIPv4なんだが、これが近々IPv6にバージョンアップされるらしい。
IPアドレスがなくてネットに接続ができない…なんてことはこれでなくなる。
今回のIPv6は8ビット×6の表記方法だから、実際計算するととんでもない数のIPアドレスが作成できるからだ。
わからんかもしれんが厳密に言うとIPアドレスのホスト部がオール1とオール0のは使用できないので、実際使えるのは2のn乗子-2になる。
これも説明するとやっかいかもしれんけど、実はIPアドレスはクラスA,B,Cに分けられるのよ。
最初の値が0の場合…上位8ビットのネットワーク部+残り24ビットのホスト部からなるクラスA
最初の値が10の場合…上位16ビットのネットワーク部+残り16ビットのホスト部からなるクラスB
最初の値が110の場合…上位24ビットのネットワーク部+残り8ビットのホスト部からなるクラスC
つまり、上で出した例はクラスCになる。
192は2進数に変換すると11000000だからね。
さてさて。
IPv4の場合、表現できる最大値はというと全て1の時になるわけで
11111111.11111111.11111111.11111111
こうなる。
そんでもって、実際どれくらいの数がIPv4で確保できるかって話になるんだけども…。
2進数の場合1ビットで表現できる数は0と1の二つなのね。当たり前だけど。
少しずつ例を出して説明しよう。
例) 3ビットで表現できる数
3ビットで表現できる数は以下の通り
000
001
010
011
100
101
110
111
の、8個。
10進数は10で繰り上がりだが、2進数は2で繰り上がるのでこうなる。
ホスト部の場合はこれ-2個。つまり6個。
それではちょっとビット数を増やして……
例) 8ビットで表現できる数
00000000
00000001
00000010
00000011
00000100
00000101
00000110
00000111
00001000
・
・
・
11111110
11111111
全て書けるスペースは持ち合わせていません。
頭の良い人はわかるかもしれんけど、要はこんなことしなくても2の8乗をすればいいんですよ。
28 = 256(個)
OK?
OKOK、じゃもっと増やすぜ。
例) 32ビットで表現できる数
現在のIPv4が32ビット。
ってことは……わかるよな。
2の32乗です。
232 = 4,294,967,296(個)
理論上は42億9496万7296個のIPアドレスが作れる。
話を戻すけど、現在これではIPアドレスが足りなくなっているんだ。
それでもって近々IPv6になる。
8ビット×6の48ビットになるわけだ。
48ビット……48ビットだよ。
つまり。
248 = 281,474,976,710,656
理論上は281兆4749億7671万0656個が作成可能。
……。
約280兆個のIPアドレスができるってわけですよ。
何ですかこれ。何ですか280兆個って。
せいぜい今の人類の数って70億いかないくらいでしょう?
そう考えるとまぁこれで足りたいなんてことはないよね。
子供の数が異常に増えて何百年後かに今の10万倍くらいになれば話は別かもだけど。
限りなくその可能性は0に等しい。
というわけで無駄知識でした。
ネットワークが楽しい今日この頃。
END
さて。
専門で聞いてきた無駄知識をここで提供してみる。
・IPアドレスの不足
近年世界中で爆発的に普及したインターネット。
その影響で今IPアドレスが不足してるのだそうだ。
IPアドレスというのはパソコンをネット接続するのに必要なアドレスで、データ上では8ビット×4の2進数で表記される。
例)IPアドレスが192.168.2.1の場合
192.168.2.1(10進数)
↓
11000000.10101000.00000010.00000001(2進数)
実際自分のパソコンのIPアドレスが見たい人はコマンドプロントでもやってみてくれ。
今のIPアドレスがIPv4なんだが、これが近々IPv6にバージョンアップされるらしい。
IPアドレスがなくてネットに接続ができない…なんてことはこれでなくなる。
今回のIPv6は8ビット×6の表記方法だから、実際計算するととんでもない数のIPアドレスが作成できるからだ。
わからんかもしれんが厳密に言うとIPアドレスのホスト部がオール1とオール0のは使用できないので、実際使えるのは2のn乗子-2になる。
これも説明するとやっかいかもしれんけど、実はIPアドレスはクラスA,B,Cに分けられるのよ。
最初の値が0の場合…上位8ビットのネットワーク部+残り24ビットのホスト部からなるクラスA
最初の値が10の場合…上位16ビットのネットワーク部+残り16ビットのホスト部からなるクラスB
最初の値が110の場合…上位24ビットのネットワーク部+残り8ビットのホスト部からなるクラスC
つまり、上で出した例はクラスCになる。
192は2進数に変換すると11000000だからね。
さてさて。
IPv4の場合、表現できる最大値はというと全て1の時になるわけで
11111111.11111111.11111111.11111111
こうなる。
そんでもって、実際どれくらいの数がIPv4で確保できるかって話になるんだけども…。
2進数の場合1ビットで表現できる数は0と1の二つなのね。当たり前だけど。
少しずつ例を出して説明しよう。
例) 3ビットで表現できる数
3ビットで表現できる数は以下の通り
000
001
010
011
100
101
110
111
の、8個。
10進数は10で繰り上がりだが、2進数は2で繰り上がるのでこうなる。
ホスト部の場合はこれ-2個。つまり6個。
それではちょっとビット数を増やして……
例) 8ビットで表現できる数
00000000
00000001
00000010
00000011
00000100
00000101
00000110
00000111
00001000
・
・
・
11111110
11111111
全て書けるスペースは持ち合わせていません。
頭の良い人はわかるかもしれんけど、要はこんなことしなくても2の8乗をすればいいんですよ。
28 = 256(個)
OK?
OKOK、じゃもっと増やすぜ。
例) 32ビットで表現できる数
現在のIPv4が32ビット。
ってことは……わかるよな。
2の32乗です。
232 = 4,294,967,296(個)
理論上は42億9496万7296個のIPアドレスが作れる。
話を戻すけど、現在これではIPアドレスが足りなくなっているんだ。
それでもって近々IPv6になる。
8ビット×6の48ビットになるわけだ。
48ビット……48ビットだよ。
つまり。
248 = 281,474,976,710,656
理論上は281兆4749億7671万0656個が作成可能。
……。
約280兆個のIPアドレスができるってわけですよ。
何ですかこれ。何ですか280兆個って。
せいぜい今の人類の数って70億いかないくらいでしょう?
そう考えるとまぁこれで足りたいなんてことはないよね。
子供の数が異常に増えて何百年後かに今の10万倍くらいになれば話は別かもだけど。
限りなくその可能性は0に等しい。
というわけで無駄知識でした。
ネットワークが楽しい今日この頃。
END
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ゆうき>
誰も呼ばねぇよw
誰も呼ばねぇよw
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